デリバリーとテイクアウトは同じ容器でいいの!? それぞれのポイントや違いについて

コロナによって、「デリバリー」や「テイクアウト」が日本人にとっての新常識になりました。コロナによる外出制限によって店内飲食の売り上げが落ち込み、急ごしらえでデリバリーやテイクアウトを始めたお店も多いことでしょう。

しかし、コロナ前の生活様式に戻りつつある現在では、デリバリーやテイクアウトの料理や容器に対する消費者の考え方が変わってきています。今回は、これからの時代に対応できる、デリバリーとテイクアウトの食品容器についてご紹介していきます。

デリバリーとテイクアウトの食品容器は分けるべきか?

まず、結論から言ってしまうと、デリバリーとテイクアウトの食品容器は「分けるべき」です。それには、次のような理由があります。

デリバリーとテイクアウトに対する目が肥えてきた

コロナ渦の外出自粛によって、外食を楽しめなくなった消費者は、デリバリーやテイクアウトで料理を楽しむことを始めました。

コロナ渦前にも「持ち帰り弁当」や「出前」という食習慣はありましたが、店内でしか食べられなかった料理を自宅で食べられることに新鮮さを感じたのです。

そのため、料理が入っている容器に気を配る消費者が少なかったです。

しかし、最近では、デリバリーとテイクアウトに慣れて、目が肥えてきています。料理の盛り付けや食品容器にも目が向けられるようになってきたのです。

提供方法と提供時間が違う

デリバリーの場合、デリバリー業者の配達員が商品を届けるので来店がありません。一方、テイクアウトでは、お客様が直接来店するので、お店の雰囲気が重要になります。

そのため、テイクアウトでは、お店のイメージにあった食品容器やブランディングできる食品容器にすることが重要になります。

また、テイクアウトは、できたての料理をお客様に提供できます。しかし、デリバリーの場合は、お客様が料理を手にするまでには、ある程度の時間が経過しています。

そのため、デリバリーでは、時間の経過に配慮した食品容器にする必要があります。

デリバリーにおすすめの食品容器とは!?

デリバリーにおすすめの食品容器は、次のようなものになります。

機能性の高い食品容器

デリバリーは、自転車やバイクなどで配達されることが多くなります。

そのため、振動や揺れに影響を受けにくい食品容器や、こぼれにくいようにフタの付いた食品容器、仕切りのある食品容器にするようにしましょう。

時間が経っても美しく美味しい料理を提供できることで、お客様の満足度を高めることができます。

テイクアウトにおすすめの食品容器とは!?

一方、テイクアウトにおすすめの食品容器は、次のようなものになります。

客層に寄せた容器

テイクアウトでは、スタッフがテイクアウトするお客様に直に接するので、客層に合わせた食品容器を選ぶことが可能です。

流行に敏感な女性のお客様が多い場合は、見栄えのよい食品容器を選択するようにしましょう。

また、あらゆる世代や性別のお客様が顧客になっている場合には、環境に配慮した素材の食品容器がおすすめです。

デリバリーとテイクアウト両方におすすめの食品容器とは!?

また、デリバリーとテイクアウトという用途に、共通しておすすめしたい食品容器のポイントもあります。

話題性のあるものを選ぶ

年代や性別にかかわらす、最近では飲食物をSNSで拡散することが一般的になってきています。

デリバリーやテイクアウトの料理でもSNSにアップする人が多いので、料理と同じくらい食品容器のおしゃれさも大切になります。

SDGsやエシカル消費ブームによって、環境に配慮した食品容器も、最近では「おしゃれ」と認識されるようになっています。

このように話題性のある食品容器に入った料理は、SNSでの拡散が期待できます。店名やロゴが入った容器ならば、お店の名前が全国や全世界に知られることにもなります。

機能性のあるものを選ぶ

揺れや衝撃というリスクのあるデリバリーでは、汁漏れや型崩れなどに対応できるパッケージを選ぶことが必要になります。また、テイクアウトでもメニューの多様化に伴って、同じような配慮が必要になります。

とくに、汁気の多い麺類やスープの料理やドリンク類を届ける際には、汁漏れ軽減の機能がついた食品容器やフタつきの食品容器が推奨されます。

また、お客様の手元に届くまでの時間が長いデリバリーはもとより、テイクアウトされた料理もすぐに召し上がってもらえるとは限りません。

保温・保冷機能が高いものや、電子レンジ対応の食品容器にしましょう。

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バガス容器

さとうきびから出来たエコな食品容器。

まとめ

「届けてくれる」「持ち帰りができる」というだけで価値を感じてもらえたデリバリーやテイクアウトも、最近では消費者からの見方が変わってしまいました。

店内飲食と同じくらい、おいしく美しい料理が求められるようになっているのです。料理の調理方法や味付けを変えることも有効です。しかし、機能性やデザイン性の高い食品容器を使用することでも、デリバリーやテイクアウトの価値を高めることができるのです。

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