「何を『カッコいい』と思うのか!?」は、時代によって大きく変わるものです。
そして、少し前の日本だったら「恥ずかしい…」「みっともない…」と思われていたような、食べきれなかった料理の持ち帰りが、エコでカッコいいことだと思われるようになってきています。
しかし、食べ残した料理をそのまま容器に詰めればよいというものではありません。
おしゃれな容器に入れて持ち帰ってもらうことで、お店のイメージアップを図ることができるのです。
日本のフードロスの現状について
FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書によると、世界中では毎年13億トンもの食料が廃棄されています。これは、食料生産量の3分の1に当たる値でもあります。
日本でも、2017年には1年間に約612万トン。1日あたり、1人につきお茶碗1杯分のごはんの量が毎日捨てられていると言われています。
食べ残しと言うと、家庭での廃棄を思い浮かべるかもしれません。しかし、飲食店での食べ残しのような事業系食品ロスの方が、大きな値になっているのです。
食品ロスはカッコ悪い!?
食べられないほどの料理を提供することは、お客様にとってもうれしいことです。しかし、食べきれずに廃棄してしまう食品を発生させることは、”カッコ悪い” ととらえられることもあるのです。
大きな影響力のあるSNS投稿
最近では、Instagramで「映え」を狙う若者が飲食店で大量の料理を食べ残したというニュースが話題になりました。
リクルートが行ったアンケートによると、SNSに食べ物や外食風景写真の投稿を「ほぼ毎食」「1日1回以上」行う人を合計した割合は7.8%。さらにInstagramで「月に1~3回程度」の投稿を行う人の割合は、75.2%にもなっています。
このように、食べ物の写真投稿をすることは、若い世代を中心に当たり前のことになっています。
SNS投稿からの悪影響とは
このようなSNS投稿は、お店によい影響を与えます。しかし、思わぬ形での悪影響を及ぼす可能性もあるのです。
ここ数年は「デカ盛り」や「大食い」の話題を取り上げるTV番組が数多く放映され、それに伴って、食べ残しに対する世間の目も厳しくなってきています。
以前だったらボリューム感があることは、「お得」ということで話題になったかもしれません。しかし、最近では食べられなかった食品をそのまま捨ててしまうと、バッシングを受けるリスクもあるのです。
料理のお持ち帰り事情とは
欧米や韓国などでは、食べきれなかった料理を持って帰ることが当然であり、「カッコ悪い」といった概念さえありません。
アメリカでは「ドギーバッグ」という、食べ残した料理を持ち帰るための容器や袋が一般的になっていて、ハイクラスのレストランでも食べ残しを持ち帰るかスタッフが質問してくれます。
ドギーバッグ(doggy bag、またはdoggie bag)とは、主にアメリカや中国の外食産業で用いられる、客が食べ残した料理(いわゆる「食べ残し」)をつめて客が持ち帰るための袋や容器である。英語のdoggy bagを日本語に直訳すると「犬のための容器」であり、客は「犬に食べさせる」という建前で店から食べ残した料理を持ち帰り、たいていは人間が食べるために用いられている。
引用:ドギーバッグ – Wikipedia
また、ドギーバッグに対して消極的だったフランスでさえ、「グルメバッグ」と称したデザイン性の高い食品容器を提供することによって持ち帰りを奨励しています。
最近の日本でも、コメダ珈琲やガストなどのメニューの多いファミレスでも、一部の料理を除き、料理を持って帰れるようになってきています。
そして、若者層を中心に、食べきれなかった分の料理を持って帰ることが、エコで「かっこいい」と認識されるようになってきています。
バガスはおしゃれなお持ち帰りに最適
ただし、食べきれなかった分を持って帰るだけで、「かっこいい」や「おしゃれ」が成立するわけではありません。
バガスは特別感のある食品容器
食べきれなかった料理を透明なプラスチック容器に入れただけでは、質素に見えてしまいます。おしゃれでエコな容器に盛り付けた料理を持って帰ってもらうことで、料理の価値を高めることができるのです。
バガスは今までに馴染みのない容器なので、受け取ったときの特別感を味わってもらうことができます。
バガスは料理を引き立てる
バガスは、ナチュラルな素材感とカラーが特徴の食品容器です。シンプルで癖のない見た目なので、中に入れた料理の魅力を最大限に引き立てることが可能です。
バガスの食品容器ならば、料理がお店で出てきたときの感動を、ご自宅でふたたび味わってもらうことが可能になります。
バガスはブランディングを成功させる
バガスは、環境に配慮した食品容器です。そのため、バガスを使用しているということだけでも、イメージアップすることができます。
さらに、そのバガスを使用して食品ロスを減少させられるということをアピールできれば、「エコでおしゃれである」というブランディングを成功させることができます。
バガスで美味しく食べられる
飲食店で提供する料理は持ち帰ることを前提としていないので、持ち帰って食べたときのコンディションにも気を配る必要があります。
バガスの食品容器には、バガスでできた蓋が付いた商品もあります。バガスの蓋は食品から出た水気を吸収するので、蓋を開けた時に水滴が料理の上に落ちる問題を解消し、自宅に持ち帰った後も美味しく食べることができます。
バガスは再加熱が可能
容器に入れて持ち帰った料理を、「温めて食べたい!」と思うことは多いものです。しかし、電子レンジに対応していない容器容器の場合は、他の容器や食器に移し替える必要があります。
しかし、バガスの食品容器は電子レンジに対応しています。持って帰って来た状態で保存ができて再加熱までできるので、お客様へのアピールポイントになります。
まとめ
いつの時代でも流行は変化してきましたが、最近の流行は目まぐるしいサイクルで変化しています。
そのような流行は「文化」にまで昇華することも多くなり、一過性の流行と侮ることができなくなってきています。とくに、環境問題は今後もなくなることのない話題です。
関連する流行には、早めに対応することが重要になってきます。そして、そのような際にも、バガスの食品容器は重要な役割を果たすことができるのです。
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■参考資料
食品ロスの現状を知る:農林水産省 (maff.go.jp)
SNSに食べ物や外食風景の写真投稿、27.7%が実施 投稿者の7.8%は1日1回以上投稿し 32.1%が店やメニュー選びの際に「写真映え」を意識 | リクルートライフスタイル (recruit.co.jp)
テレビで大人気の「激安デカ盛り美談」が飲食店に迷惑な理由(東龍) – 個人 – Yahoo!ニュース
台湾人と韓国人が気になっていた、日本とは微妙に違う礼儀作法 – ページ 3 / 4 – TRiP EDiTOR
この記事を書いた人
チェーンストリーム株式会社 編集部ご覧いただいた担当者さまの新しい気づきや行動につなげられるような記事を執筆しています。編集部には、商品企画、マーケティング、EC事業部、CFP保持者などのメンバーも携わっています。