テイクアウトやデリバリーの普及によって、使用機会が増加している紙コップやプラコップ。既成の紙コップやプラコップではなく、オリジナルの名入れ紙コップやプラコップを使用することには、たくさんのメリットがあります。
しかし、名入れの紙コップやプラコップの製作を成功させるには、いくつかのポイントと注意点を把握しておく必要があるのです。
名入れ紙コップ・プラコップのメリットとは
名入れ紙コップやプラコップを使用することの一番のメリットは、”ブランディングできること“です。
飲食店独自のデザインが施された紙コップやプラカップで商品を提供することで、飲食店への信頼や共感を得られます。
さらに、デザイン性の高いオリジナルの名入れ紙コップやプラコップは、「映え」ます。
提供した商品がSNSにアップしてもらえるので、大きな宣伝効果を得ることも可能になります。
名入れ紙コップ・プラコップを製作する際のポイント
名入れ紙コップやプラコップの製作を成功させるためのポイントは、次のようなものになります。
イベントに合わせたデザインに変更する
自由なデザインが可能になるオリジナルの名入れ紙コップやプラコップは、季節やイベントのテーマに合わせてデザインを変更することが必要です。
スターバックスやタリーズコーヒーでは、クリスマスやバレンタインなどのイベントに合わせ、紙コップやプラカップのデザインを変更しています。
サイズに合わせたデザインにする
スタッフのオペレーションに配慮するためには、サイズや種類によってデザインを変更することも効果的です。
大手コンビニチェーンでは、ホットコーヒーのサイズによって紙コップのカラーやデザインを使い分けています。
製作業者選びが成功へのポイント
イベントに合わせた変更やスタッフのオペレーションへの配慮には、さまざまなデザインやサイズの紙コップやプラコップを用意することが必要です。
そのため、最適なデザインの提案やイメージ通りの製作を実現してくれる業者を選ぶことが、成功への一番のポイントと言えます。
名入れ紙コップ・プラコップを製作する際の注意点
名入れ紙コップやプラコップの製作を成功させるためには、次のような点に注意しましょう。
最低ロットと価格
オリジナルの名入れ紙コップやプラコップを製作する場合の最低ロットは、依頼する業者によって大きく異なります。
また、発注数量が少ない場合には、1個あたりの単価が割高になります。大量に発注すれば単価は下がります。しかし、使い切れずに廃棄するリスクや在庫を保管しておくスペースの問題も発生するので、注意が必要です。
納入までの期間
オリジナルの名入れ紙コップやプラコップを製作する場合には、納入までの期間にも注意しましょう。
納期の短縮が図れるネット業者でも、工場からの出荷までに60~75営業日を要する場合もあります。実際には、それ以上の時間がかかる場合も多いので、早めの準備を心がけましょう。
印刷方法の選択 – UV印刷のメリット
紙コップやプラコップの印刷方法には、グラビア印刷やオフセット印刷などがあります。
それぞれの印刷方法には特徴がありますが、「UV印刷」ならばより多くのメリットを得られます。
①乾きが早く納期を短縮できる
瞬時に乾くUV印刷は加工工程へすぐ移ることができるので、納期を短縮することが可能です。
②手触りがよく変色しにくい
色移りを防ぐ印刷パウダーを使用する必要がないので、パウダーによる変色やザラザラした質感を防ぐことができます。
③どんな素材にも印刷できる
合成紙や天然紙、発泡断熱紙はもちろん、PETやPPなどのインクを吸収しない素材にも印刷が可能です。
ネット注文は完成品との違いがある
ネット完結型業者でのオリジナル紙コップやプラコップ製作は、小ロットからの対応や早めの納期が魅力です。
しかし、イメージしている製品と完成品に違いが出るリスクもあります。パソコン上で表示される色と実際に印刷される色には、誤差が生じます。また、コップのような形状の特性上、文字や図柄に歪みが生じることにも注意が必要です。
まとめ
テイクアウトやデリバリーの普及、カフェ文化の定着によって、より高い価値を持つようになった紙コップやプラコップ。
販促のために新たな施策を行うことには、リスクとコストが伴います。
しかし、いつも使っている食品容器をオリジナルデザインにすることで、リスクとコストを抑えながら、売上アップやブランディングを実現できるのです。
テイクアウト用資材の名入れ・ロゴデザイン印刷に関するお問い合わせは「チェーンストリーム株式会社」へご相談ください!
飲食業界のトレンドは常に大きく変化していて、次に来る流行を予測することは大変に難しくなっています。時代の波に乗って話題を集め繁盛する飲食店でいるためには、時代に即した迅速な変化を遂げていくことが必要になります。店舗の内装やシステムを変えることは負担が大きくなりますが、使用する食品容器を工夫することで、迅速な対応が可能になります。
紙コップ・プラカップなどの名入れ・オリジナルデザイン製作について、何かご不明な点やご相談がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
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この記事を書いた人
チェーンストリーム株式会社 編集部ご覧いただいた担当者さまの新しい気づきや行動につなげられるような記事を執筆しています。編集部には、商品企画、マーケティング、EC事業部、CFP保持者などのメンバーも携わっています。