売れる飲食店とは!?これから流行る食のニーズとトレンドを徹底調査!

2023年は、「10円パン」「ガチ中華」など海外由来のフードが人気を集めるいっぽう、「ぜいたくおにぎり」や「アジフライ」など、和風のフードにも大きな注目が集まりました。

最近のフードは多様化が進み、トレンドを掴みにくくなっています。
しかし、消費者のニーズを知ることでも、これから売れる飲食店をつくっていくことが可能になります。

2023年の食のニーズとトレンドを振り返る

2023年には、「10円パン」「2Dスイーツ」などが大きな話題となりました。これらのフードに共通している特徴は、SNSで話題になりやすいということです。

SNSで「映える」ことは、2023年以前から流行するフードの特徴となっています。そして、2023年もSNSを中心にトレンドがつくられてきました。
今後もその傾向は続くと考えられ、「映える」という要素は、売れる飲食店に必要最低限の要素であると言えます。

また、「おにぎり専門店のご馳走おにぎり」「米粉フード」など、お米をベースにしたフードが高い人気を集めたことも、2023年の大きな特徴として挙げられます。

これから流行る食のニーズとトレンドを徹底調査

消費者の食へのニーズとトレンドを鑑みた場合、これから流行する飲食店には以下のような要素が必要となります。

インパクトのある形状

シュプリームクロワッサン

パイと言えば「円形」、クロワッサンといえば「三日月形」を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし。2023年には、立方体の「キューブパイ」や円柱形の「シュプリームクロワッサン」など、定番メニューを斬新な形状で提供するフードが注目を集めました。

よい意味で消費者の期待を裏切るような形状のフードは、SNS映えが期待できるので、高い人気を集められます。それを、バガスのようにナチュラルでクセのない食品容器に入れて提供することで、インパクトのあるフードの見た目をさらに強調しやすくなります。

価格に見合うボリューム感

東京都豊島区にあるおにぎり専門店「ぼんご」。300円台からという価格帯にもかかわらず、1日の売上は約1,000個。たびたびマスコミに取り上げられたことでおにぎりの人気が急上昇し、ご馳走おにぎりの専門店も急増しました。

おにぎりは、ワンハンドで手軽に食べられることが人気です。しかし、最近では具材をトッピングして提供することも多く、こぼれることが心配事になっています。そのため、ハンバーガー容器のような、具材がこぼれることを前提にしたカジュアルな容器に入れて提供することで、消費者の共感を得やすくなるでしょう。

アジアからの海外スイーツ

Asian woman enjoy bubble milk tea with street food in Night Market

カヌレやマリトッツォなどヨーロッパ系のスイーツの流行はありましたか、最近ではアジアからの海外スイーツが人気を集めています。

台湾や韓国、香港からのスイーツを提供するカフェも多くなり、SNS発信に大きな影響を持つ若者を中心に話題となっています。

とくにドリンクは価格が手ごろで気軽にチャレンジできることから、若者の人気を集めやすくなっています。韓国の「スノイン」や、香港の「香港式ミルクティー」などを提供して話題となっている店舗もあります。

アジアのコールドドリンクは、トップシールの容器で提供されることが多くなります。現地と同じ方法で提供することで、特別感を味わってもらうことができるのです。

安全と安心は消費者の一番のニーズ

異物混入は飲食店にとって頭の痛い問題ですが、テイクアウトやデリバリーの件数が増えたことによって新たな問題も起こってきています。

2023年の9月にはフードデリバリーの配達員が、商品を素手で触った後に届けたという話題がマスコミで報道されました。さらに、テイクアウト商品に異物が混入していたという話題にも、事欠きませんでした。

このようなリスクを減少させるには、トップシールの活用が有効です。出来立てのフードをその場でパックできるので、配達員が触れる心配もなく異物混入のリスクも軽減できます。

「美味しい」だけではなく、安心・安全も届けてもらうことは、お客様の一番のニーズになっているのです。

まとめ

数年前に比べて、最近はマスコミでSDGsという言葉を聞くことが少なくなりました。

これは、政府や企業が音頭を取らなくても、消費者が自発的にエシカル消費を実践する社会になったからかもしれません。環境に配慮した製品を選択することが当たり前の現代。バガスなど環境に配慮した食品容器を使用することは、売れる飲食店の最低条件となっていくでしょう。

お客様の課題にお応えします

食のトレンドは常に大きく変化していて、次に来る流行を予測することは大変に難しくなっています。時代の波に乗って話題を集め繁盛する飲食店でいるためには、時代に即した迅速な変化を遂げていくことが必要になります。店舗の内装やシステムを変えることは負担が大きくなりますが、使用する食品容器を変更することで、迅速な対応が可能になります。

「食品容器をプラスチックからエコ容器に替えたい」「環境対応容器には替えたいけど、機能性は確保したい」など、環境対応と機能性の両立についてのご相談を多数頂いております。

チェーンストリーム株式会社では、バガス素材をベースに環境負荷の低い素材を選択したり、使用する量を少なくしたりと工夫をしながら、日々、製品開発及び営業提案を行っております。

現在SDGs・脱プラ対応素材の一つとして「バガス」が注目されています。バガスについて、何かご不明な点やご相談がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。

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この記事を書いた人

チェーンストリーム株式会社 編集部ご覧いただいた担当者さまの新しい気づきや行動につなげられるような記事を執筆しています。編集部には、商品企画、マーケティング、EC事業部、CFP保持者などのメンバーも携わっています。