デリバリーを始めるなら、 “トップシーラー”!おすすめの理由とは?

すっかり日本の文化に根付いた感のある、飲食店のデリバリーサービス。

その勢いは衰えることを知らず、2023年のデリバリー市場の成長率は前年比11%増、コロナ前と比べても106%増と大きく拡大しています。

2024年もその勢いは続くと予測され、これからの新規参入にも大きなチャンスがあると考えられます。
そして、その際にはバガスの食品容器とトップシーラーの併用がおすすめになります。

トップシールとトップシーラーとは?

スーパーやコンビニで見かける、パック豆腐や茶わん蒸し。それらのカップ型容器の蓋として貼ってある透明なフィルムのことを、“トップシール”と呼びます。

最近では、テイクアウトのタピオカドリンクなどで見かけることも多くなっています。

そして、トップシールをするために使用する専用の機械を、“トップシーラー”といいます。

トップシールをお弁当やお惣菜のテイクアウトに

naka – stock.adobe.com

トップシールのデリバリー商品というと、どうしてもドリンクをイメージしてしまうかもしれません。

しかし、最近では、セブンイレブンの大ヒットお惣菜シリーズ “カップデリ”でも、トップシールが使用されています。

コールドデリに使用されるイメージが大きいトップシールですが、トップシールは電子レンジで使用することもできます。耐熱の食品容器と組み合わせることで、お弁当やお惣菜にも使用することができるのです。

トップシールの主なメリット6つ

お弁当やお惣菜のデリバリーにトップシールを使用することには、主に次のようなメリットがあります。

①中身がわかりやすい

トップシールは透明なので、中に入っている食品がはっきりと良く見えます。入っている食品の魅力を伝えやすく、デリバリー時の商品間違いにも気づきやすくなります。

②コストカットできる

デリバリーをするためには、食品容器の蓋が必要になります。しかし、トップシールならば、蓋材が不要になり長期的にみるとコストカットに繋がります。

③省スペースを実現できる

バックヤードは、限られたスペースであることが多いもの。トップシールを使用することで蓋材の在庫が不要になるので、省スペースを実現することが可能になります。

④プラ使用量を削減できる

同じプラスチックであっても、トップシールは蓋材より薄くなります。そのため、使用するプラスチックの量も少なくなり、エコな商品であることをアピールできます。

⑤完全密閉でこぼれない

トップシールのフィルムは、容器の口部分にしっかりとシールされます。そのため、完全密閉が可能で、デリバリー中でも料理がこぼれる心配がなくなります。

⑥鮮度を保つことが出来る

トップシールならば、できたての料理をその場で完全密閉できます。余計な外気にさらされることが少なくなるので、鮮度とおいしさを保つことが可能になります。

さらに、トップシールをするためのトップシーラーのコンパクト化が進んでいることもメリットです。卓上に設置できるサイズのコンパクト設計のトップシーラーならば、設置する場所を選びません。バックヤードへの導入もしやすく、気軽に使用を開始できます。

バガスとトップシールの可能性

メリットがたくさんあるトップシールですが、バガスの食品容器と組み合わせることで、可能性がさらに広がっていきます。

エコをアピールできる

バガスの食品容器の原料は、さとうきびから砂糖を作った後に残る茎や葉などです。植物が原料となっているので、それだけでもエコをアピールできます。さらに、カーボンニュートラルの考え方によって、バガスを燃やしても地球温暖化にはつながらずSDGsにも貢献できます。

差別化できる

バガスの食品容器は、自然な色合いと風合いが特徴になります。また、天然の繊維質が醸し出すナチュラルでおしゃれな質感も、若い女性を中心に人気が高くなっています。そのバガスにトップシールをすると、質感の違いが際立ち、他の商品との差別化ができます。

まとめ

デリバリーサービスが飲食店のスタンダードになりつつある、現在。今さらデリバリーを始めることに、不安を感じる飲食店の方もいるでしょう。しかし、あとからサービスに参入するからこそのメリットがあります。デリバリーに関するノウハウが確立しているので、それに沿うだけで簡単にスタートできます。また、先に始めた飲食店の失敗例を教訓にすれば、成功に導きやすくなります。そして、バガスとトップシールを組みあわせた新たなデリバリー商品の提供をスタート時から開始できることも、成功への第一歩になるでしょう。

お客様の課題にお応えします

食のトレンドは常に大きく変化していて、次に来る流行を予測することは大変に難しくなっています。時代の波に乗って話題を集め繁盛する飲食店でいるためには、時代に即した迅速な変化を遂げていくことが必要になります。店舗の内装やシステムを変えることは負担が大きくなりますが、使用する食品容器を変更することで、迅速な対応が可能になります。

「食品容器をプラスチックからエコ容器に替えたい」「環境対応容器には替えたいけど、機能性は確保したい」など、環境対応と機能性の両立についてのご相談を多数頂いております。

チェーンストリーム株式会社では、バガス素材をベースに環境負荷の低い素材を選択したり、使用する量を少なくしたりと工夫をしながら、日々、製品開発及び営業提案を行っております。

現在SDGs・脱プラ対応素材の一つとして「バガス」が注目されています。バガスについて、何かご不明な点やご相談がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。

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(参考)
<外食・中食 調査レポート>2023年のデリバリー市場規模は8603億円の見込み、成長率は前年比11%増、コロナ前比106%増 | サカーナ・ジャパン / Circana Japan / NPD (npdjapan.com)
「カップデリ」のこだわり|セブン‐イレブン~近くて便利~ (sej.co.jp)

この記事を書いた人

チェーンストリーム株式会社 編集部ご覧いただいた担当者さまの新しい気づきや行動につなげられるような記事を執筆しています。編集部には、商品企画、マーケティング、EC事業部、CFP保持者などのメンバーも携わっています。